リビングダイニング

夜中暖房しているので、早朝の室内温度は20℃です。天井温度は20℃、壁温度は19.5℃、床温度は19℃、ガラス温度は18.4℃、窓枠温度は18℃となります。晴日は朝10時頃に暖房を止めます。昼間は太陽光が家を温め、外気温度も上昇するので、暖房を止めても室内温度が上昇します。夕方から室温がゆっくり下がり始めます。家全体が蓄熱していて、断熱性能が高い為、なかなか温度は下がりません。夜10時に暖房を再開します。全館連続暖房と言っても暖房器具が24時間稼働しているわけではありません。
* ドイツ型高性能樹脂枠窓を使用した場合です。

全館連続暖房、部分間歇暖房の室内温度シミュレーション

非居住空間

1階の和室やトイレの室温は18℃~19℃となります。壁面温度も空気温度とほぼ同じです。
全館連続暖房の家では基本的に部屋の扉を開けています。洗面所の温度も18~19℃あるので、結露は起きません。たとえ一時的に起きたとしても、間口から廊下やリビングダイニングに水蒸気が移動して、家の中の湿度が均一になります。貴重な水蒸気を捨てずに済むのです。
ここでお見せしている部分間歇暖房のシミュレーションは現在の新築物件の場合です。築20年以上の建物であれば、廊下や水回りの温度は10℃以下まで下がります。当然湿気や結露の問題もより深刻です。